地植えのユーカリポポラスをバッサリカット

暖かくなってきたので、虫や動物たちと同じように、私もゴソゴソと動き出します。

別にやんなくてもいいことまで見つけ出して、とにかく何かしていたい!

庭はある程度は完成しているつもりでしたが、前から気になっていたころへ、行動を起こしました。

庭の半日陰に地植えにしているユーカリポポラスですが、とにかく環境が良いみたいで、グングン伸びます。

あまり茂りすぎると困るので、下のほうは3月くらいに剪定していました。

それなりに強剪定したつもりでしたが、太めの幹は二本の状態のままでした。

これの何が気になるのかというと、単純に、右に飛び出している枝が、ちょうど顔の高さにあって、裏庭に行こうと通る時に毎回、ワッサとよけなければいけなかったのです。

通るたびに、ユーカリ独特の柑橘の香りがしていました。

「邪魔だなあ」と思いながら何度も通っていたのですが、「そうか、切ればいいんだ」と当たり前のことを、ものすごいことに気が付いたかのように発見いたしました。

というわけで、退屈な日常の中で、無理矢理にひねりだしたタスクを消化しました。

アフターはこの通りです。

なんということでしょう。

見た目はスッキリして、通行にも邪魔にならなくなりました。

というまあ、誰もが予想できるごく普通の結果で、このタスクはものの1分程度で終わっちゃいました。

切る時は、のこぎりで切断したのですが、さほど太くはなかったのであっさり切れました。

幹を切ると、やはり柑橘の臭いが舞って、少しだけ爽やかな気分にはなれました。

だがしかし。

生育旺盛な彼らの二世、三世、十三世くらいまで、足元で着々と力をつけはじめております。

この新芽たちの具合がたまらなく好きなのですが、またいつか君たちを切ることになってしまうんだよな。

それでも、この圧倒的な生命力、無限の力には感動しますね。

斑入りのアイビー(ヘデラ)も植えた頃はとても小さなひとつの枝だったのですが、こんなにも広がってくれました。

この感動があるからこそ、庭いじり、土いじり、草遊び、ガーデニングはやめられませんね。

そして、この空と大地の無尽蔵の生命がとても沢山感じることのできる春は、最に楽しい季節です。

それからもうひとつ、ガーデニングを通して、様々な日常を過ごして気付けることは、やはり「何が正解か?」を考えて、いつまでもどうするのかを悩んでいても意味がなくて。

大切なことは、「どうしたいか」ということなのだと私自身感じながら生きています。

「正しいかどうか」よりも、「楽しいかどうか」が大切です。

誰かの正解を探すんじゃなくて、自分がやりたいことを実行する。

それだけが、唯一今日という日を幸せに過ごす秘訣です。

では、今日はこのへんで失礼いたします。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

あなたの人生が、素晴らしいものになることを祈っています。

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