ユーカリポポラスの特徴と育て方・魅力と注意点

ユーカリポポラスってどんな植物?

ユーカリポポラスは、オーストラリア原産の樹木。

観葉植物としても愛されている品種で、ユーカリとポプラスの2つの植物のハイブリッド種となります。

葉っぱがユーカリのような青みを帯びたグレーで、長くて幅広いかわいらしい形状が特徴的です。

また、ユーカリポポラスは、育つ環境によっては、高さが数メートルに達する大きな木にも成長するため、観葉植物としても、庭木としてもどちらでも楽しめるため、大変人気の植物です。

ユーカリポポラスの魅力

ユーカリポポラスの魅力は、なんと言ってもその美しい葉っぱがです。

厚みがあり、青みを帯びたグレー色で、縁には褐色の縁取りがあり、形もハートに似た形をしていて、とてもかわいらしいです。

また、葉っぱには強い香りがあり、その香りが疲れた心を癒やす効果があるとも言われています。

ユーカリポポラスの育て方

・日当たりがよく風通しの良い場所に置く。

ユーカリは、日光を好む植物ですので、しっかりと日差しを浴びられる場所においてあげましょう。

ただ、他の植物と同じように、水切れ、葉焼けには注意しながら、少しずつ環境に適応させてあげると順応してくれます。

・水やりは土が乾いたら行う程度で、過剰に与えずに少し乾燥気味にしておきましょう。

他の植物に比べて、ユーカリは土を乾燥気味にしておいて育ててあげましょう。

あまり頻繁に水をあげすぎると、根腐れの危険がありますが、乾燥しすぎても枯れてしまいますので、毎日よく観察しながら水を与えてあげましょう。

・肥料は春から秋にかけて月1回程度与えましょう。

肥料は緩効性のものを春と秋にほんの少し土に混ぜてあげるといいでしょう。

肥料の与えすぎは、かえって植物の負担になりますので、心配な場合は与えなくても大丈夫です。

・寒さに非常に弱いため、冬場は室内に移すか、霜よけなどの防寒対策をしましょう。

ユーカリは、あまり耐寒性が強くはありませんので、外気温が氷点下近くになる場合は、室内に取り込むなどして対策をしてあげましょう。

冬場の管理は、地域によって違いますので、外気温と植物の状態をよく見ながら対策してみるといいでしょう。

寒波が訪れる時に、そのまま屋外で放置していたりすると、一晩で復活できないくらいに枯れてしまう場合がありますので、注意しましょう。

・根が弱いため、定期的に植え替えを行いましょう。

他の植物と同じように、鉢植えの場合は定期的な植え替え、土の入れ替えが必要になります。

同じ土で何年間も育てていると、徐々に弱っていってしまいますので、大きくなってきた時に鉢を大きくするなどして、環境を整えてあげましょう。

土を替えてあげるだけで、その後の生育にも変化がありますので、一年に一回程度は行いましょう。

タイミングは、外気温が15度程度になった春頃が良いと思われます。

ユーカリポポラスを育てるときの注意点

ユーカリポポラスの葉には粉状の物質が含まれていて、ごく稀にアレルギー症状を引き起こすことがあります。

ユーカリポポラスは、比較的病気に強い植物なのですが、乾燥した環境下では赤ダニの被害を受けることがあります。

対策としては、湿度を保つために、水をたっぷり吹きかけたり、葉っぱの周りに水を置いたりすることで防ぐことが出来ます。

また、ユーカリポポラスは適した環境に植えると、ものすごい速度で成長していきます。

強い光を好むため、たくさんの枝を伸ばして葉をつけるので、定期的な剪定が必要です。

剪定のタイミングは、春と秋の二回で、密になっているところをどんどん切り落とすことで、スッキリと仕立てることが出来ますし、気温が高い季節には綺麗な新しい枝を楽しめます。

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