「最後かもしれないだろ?だから、全部話しておきたいんだ」

意識は、未来か過去へ飛んだ時に、あなたは意味もなく苦しむことになる。

それは、大切な「今」という瞬間を失い続け、生きているからだ。

わからないか?

そんなことを考えていて、今あなたは楽しいか?幸せか?

生涯をかけて、偉業を成し遂げたスティーブ・ジョブズは、「今日が人生最後の日だとしたら、私はこれをやるだろうか?」ということを、毎日のように鏡の前で自問自答し、違和感を感じたら何かを変えなければいけないと感じて、毎日を生きていたそうだ。

これが何を意味しているのか?

どんな人であれ、状況は違ったとしても、これは誰にも同じことが言えるはずだ。

苦しいのはなぜか?

辛いことばかりが起こるのはなぜか?

不安になったり、後悔したりするのはなぜか?

それは、「今」を生きていないからだ。

「最後かもしれないだろ?だから、全部話しておきたいんだ」

これは、誰が残した名言なのかは知っている人は少ないかもしれない。

知っている人はもちろん、心に突き刺さる名言として残っているはずだ。

仮にあなたが知らなくても、この言葉だけでも何かを感じることが出来るかもしれない。

今日が最後かもしれない。

今がラストチャンスかも知れない。

仮にもし、そのことを意識しているのであれば、あなたのふるまい、あなたの行動、あなたの言動は全て違ったものになるはずだ。

よく考えてみるといい。

人は、いつ終わるのかはわからないんだ。

明日は目覚めないかもしれない。

今日の午後、心筋梗塞で倒れるかもしれない。

五分後、隕石が落ちてきて地球は滅亡するかもしれない。

10秒後、その角を曲がったところで車に撥ねられて終わるかもしれない。

わからないんだよ?

いつ終わるかなんて。

「最後かもしれないだろ?だから、全部話しておきたいんだ」

というセリフは、今でも感動作として語り継がれるファイナルファンタジー10のオープニングで使われているセリフです。

このオープニングだけでは、その真意はわからないのですが、全てのストーリーを知っている方は、このシーンをオープニングに使っていることにもさらに感動していることは間違いありません。

そして、全ての物語りを知っている人は、自分の人生へも照らし合わせている人も少なくはないと思います。

「最後かもしれない」

これが、とても大切なところだと私は思っています。

いつ、どんな時であっても、「今日」という日は、最初で最後です。

そして、「今」という瞬間にも、同じことが言えます。

これが最初で最後であって、二度と来ることは絶対にありません。

この、「今」という時間軸を、私たちはどれだけ意識できているでしょうか。

それに、もっとよく考えてみて下さい。

人生には、「今」という時間しか存在していないということを。

今日は、今日過ごしているから今日ですよね?

そして、明日はまだ着ていないから明日なのですが、明日になればそれは今日になります。

時間軸というのは、実際には流れているものではなくて、全てが今という瞬間のみしか存在しないのです。

つまり、生まれてから死ぬまで、私たちに与えられている時間は「今」という刹那の瞬間しかないということです。

「今」=「人生」=「永遠」=「無限」

ということになるのです。

今が全てなのです。

考えて、悩んでいるあなたへ伝えたいことはただひとつだけ。

「大切な今という刹那の瞬間を、精いっぱい生きろ」

それだけです。

考えていたり、悩んでいたりしても、そこに存在するのは考えている今があるだけ。

知識を蓄えたり、あれこれ想像してみたり、昔のことを思い出してモヤモヤしたり。

色んなことを考えてしまうかもしれませんが、全ては「今」なのですから、今自分が何をしているのかに気づきましょう。

それに何か意味がありますか?

それでいいのですか?

そうしていたいのなら、何時間でも何週間でも、何カ月でも何年でも、死ぬまでそうしているといいでしょう。

本当にそれでいいのならです。

彼が言っています。

「最後かもしれないだろ?だから、全部話しておきたいんだ」

彼の言葉の本当の意味を知りたい方は、全てのストーリーを視聴することをおススメします。

最後には、必ず涙してしまうことは間違いありません。

最初から最後まで、こちらの動画で全てがわかります。

あなたが何かに迷い、何かに悩んでいるときは、思い出すといいでしょう。

「最後かもしれないだろ?だから、全部話しておきたいんだ」

という言葉を。

今を生きるんです。

「あの人が〇〇だから」

「もっと〇〇してくれればいいのに」

「あんな奴は〇〇してればいいんだ」

果たして本当にそれでいいのでしょうか?

そういったわがままや、不平不満、傲慢な考えというのは、次にもチャンスがあると思っているからではないですか?

今日がラストチャンス。

これが最後になるかもしれないと思ったら、もっと違った選択があるはずです。

今を生きるということは、そういうことだと私は思います。

誰かが言っていました。

とある老夫婦は、ささいなことから口喧嘩になってしまいました。

熱くなってしまった奥さんは、旦那さんに暴言を吐いて、スッキリしたからそのままその日は別室で眠りについたそうです。

そして、翌朝。

旦那さんは、目を覚まさなかったそうです。

奥さんは、それが旦那さんとの最後の会話で、ひどく後悔したそうです。

あなたの私生活でも、思い当たる節はないですか?

どうなるかなんて、わからないんです。

今を大切に生きて、本当にこれが最後と思って生きることで、生き方は確実に変わってくるはずです。

「最後かもしれないだろ?だから、全部話しておきたいんだ」

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