
もう思い出せないあの頃。
何があったのかも、もう思い出せないけど。
とにかく、辛くて、苦しくて、ただ孤独に怯え、毎日何のために生きているのかがわからなかった。
それだけは覚えている。
けど、それでも私は生きていたから、今もこうしてブログを書けている。
確かに、私の欲望と愚かさが、その出来事を生み出したのかもしれない。
けどさ、それくらい望んでも良くないか?
誰もが幸せになりたいんだから、理想と夢を追いかけても良くないか?
なぜ、人の人生の邪魔をするのか?
他人を不幸にすることが、幸せなことなのか?
私には全く理解ができない。
私はとにかく辛く、悲しかった。
とても楽しかったあの頃。
何がいけなかったのか、私にはわからないけど、ある日突然、その楽しかった日々は終わり、世界は地獄のような顔すへと変貌した。
納得のいかないこと、理不尽なことだらけだったけど、それでも私は、自己責任として受け入れた。
苦しかった、辛かった、悲しかった。
何度も何度も、自分で自分の人生を終わらせたいとも思った。
だけど、私は決めたんだ。
幸せになると。
自分の人生は、自分で決めて、自分で自分を幸せにしてあげるのだと決めたのだ。
お金はないし、ローンに追われるし、子供は学校へ行かないし、仕事ではいじめられるし、女にはふられるし。
いいことなんて何もないけど、そんなバカバカしい私の人生そのものが、楽しい思い出となっていき、とても幸せな日々なんだろうなって今は思う。
上手くいかなくても、思い通りにならなくても、それが生きるってことなんだと私は思う。
一時期は、家なんて建てるんじゃなかった、結婚なんてするんじゃなかった、とか色々思ってたけど、その選択があったからこそ、沢山の経験が出来て、今の自分がいるのだと思うと、どんなに辛くて苦しい出来事も、逃げ出したくなるほどの失敗も全て、愛しい思い出に変わってきた。
いいんだよ別に。
人生に正解なんてないし、誰かのいうことなんて聞く必要なんてないしね。
「これが正解だ!」って吠えてる奴ほど、何もわかっていない未熟者でしょ。
私たち人間は、ただ無限に存在する答えの中から、ただひとつを選んでいるだけなんだよ。
その選択の理由なんて、正しいかどうかじゃないんだよ。
そうしたいかどうか、やりたいかどうか、行きたいかどうか、食べたいかどうか、見たいかどうか、会いたいかどうか、居たいかどうか。
それだけでしかないんだよ。
自分がどうしたいかだけなんだよ。
正しいかどうかじゃないんだよ、楽しいかどうか、幸せかどうか、居心地がいいかどうかってだけなんだよ。
君は、今が辛いかい?
苦しいかい?
そこに、大切な答えが出ていることに気づいているかい?
辛いことはやらなくていいんだよ?
苦しいことから逃げていいんだよ?
やりたいことをやっていいんだよ?
やりたくないことはやめていいんだよ?
もう我慢はしなくていいんだよ?
もう頑張らなくてもいいんだよ?
それをやり続けても、ただ苦しいだけでしかないから、やめてもいいんだよ?
ただ、ひとつだけやめちゃいけないことがあるからそれだけは覚えていて。
それは、「生きる」ということだ。
我慢して、頑張って、耐えてまで続けて、「生きる」ということをやめてしまうんだったら、その我慢、その頑張り、その耐えてることをやめるんだよ。
君は、生きるべきだ。
生きるということが、最も愛おしく、美しいものだ。
この世界で、それ以上のものは存在していないんだから。
君が生きることをやめてしまうと、沢山の人が悲しむんだ。
それほど傲慢で、無責任な生き方はないんだよ。
君は、世界中のみんなのために、身近な人のために、生きていなきゃいけないんだ。
生きるべきなんだ。
生きるということが、君がこの世に生まれた時に与えられた使命なんだ。
やめてしまうと、全てが台無しになってしまうんだよ。
いいかい?
誰かの言うことなんて聞かなくてもいいだよ。
ここに書いてあることだって、信じなくてもいいだよ。
ただ、君は、君の心の声を聞いて、それを信じて生きればいいんだ。
私は、生きることをやめようと思ったことは何度もある。
けど、そこで沢山の言葉に出会って、私は生きることを選んだ。
明日も生きていたいと思っても、生きられない人だっているんだ。
大切な明日は、大切な今日は、大切な今は、誰かにとってはとても貴重な、大切な瞬間なんだよ。
生きるんだ。
人生は、辛いものでも、苦しいものでもない。
生きるということは、とても楽しく幸せなことなんだ。
そんな生き方を選択できるかどうかは、君次第なんだよ。
辛いこと、苦しいことなんてやらなくていいんだよ。
楽しいこと、嬉しいこと、幸せを感じられることだけをやれば、君の人生は変わっていくよ。
さあ、行くんだ。
君の人生は、今この瞬間に始まった。
君の人生の主役は君なんだよ。
君だけの物語りを始めるんだ。
それが、生きると言うことなんだよ。