すぐに不安になってしまい、いつもネガティブなことばかり考え、発言している自分が嫌になってしまうのなら、習慣を変えていくことをおススメします。
人格というものは、先天的な遺伝子による性格よりも、これまでに生きてきた環境や習慣が大きく影響します。
ネガティブな人の多くは、両親からいつも否定的な言葉をかけられ、ネガティブな生活習慣の中で生活し、そこに長くい続けてしまったことによって、自分自身も同じような人格になってしまっています。
大抵の場合は、社会へ出て様々な人たちと触れ合うことによって、色んな人たちがいて、沢山あるコミュニティの中で、自分の人格がどのポジションにいるのかを、始めて知ります。
初めのうちは、まわりのせいにしたり、親のせいにしてしまったりもしますが、人格はいくらでも変えられます。
そして、人格が変えられるということは、自分のポジションも変えられ、自分の人生もコントロールできます。
また、先ほども書いたように、人格は先天的な性格というよりも、習慣によって左右されるものですので、自分自身の行動によって、人格は自然と変わっていくものなのです。
だからこそ、すぐに不安になってしまう、いつもネガティブな状態でいる自分を責めたり、嫌ったりはしなくていいのです。
自分自身の力で、いくらでも変わっていきますので、出来ることから取り組んでいきましょう。
ポジティブな人格を作る5つの習慣
ここでは、特別難しいことはやらずに、日常の中で出来る人格を変えていく習慣を5つ紹介します。
特別なトレーニングなどをする必要もなく、何かを我慢したり、頑張ったりすることもありませんので、継続していくことによって、未来で人格の変わった自分を想像し、楽しみながら取り組んでみるといいでしょう。
1.毎日何かに感謝する
ポジティブな人格に変わるためには、毎日感謝することを意識してやってみるといいでしょう。
初めのうちは難しいかもしれませんが、意識しながら感謝出来ることをみつけて、心の中で「ありがとう」とつぶやいてみるといいでしょう。
無理に嫌いな相手に感謝したり、きまずい相手に「ありがとう」と言うとうことではありません。
頑張るようなことはしなくてもいいので、自分の中で出来る範囲内で、「何かに感謝する」ということに取り組んでみるといいでしょう。
やり方はオリジナルで構いませんので、紙に書き出してみる、朝起きたら太陽につぶやいてみる、10時と三時に感謝する、誰かに出会ったら感謝出来ることを見つける。
など、なんでもいいので自分なりのルールを作って、楽しみながらやってみましょう。
2.自分自身にポジティブな言葉をかけてあげる
自分自身に対してポジティブな言葉をかけることによって、自分に自信が持てるようになります。
否定的な言葉を浴び続けることと同じように、肯定的な言葉も自分を暗示にかけていきます。
そのうち、その暗示は、聞いている人の真実に変わっていってしまうので、何度も自分にポジティブな言葉をかけてあげるといいでしょう。
繰り返しおこなっていくことによって、自然に自分に自信が湧いてきますし、身の回りの出来事や、見え方などが本当に変化していくことを実感できるようになります。
心の中でつぶやくだけでも効果はありますので、いつでもどこでも、自分自身を褒めたたえて、勇気づけてあげましょう。
3.周囲の人へ励ます言葉をかけていく
周囲の人を励ますことによって、自分自身にもポジティブなエネルギーが戻ってくるため、互いに幸せになることが出来ます。
また、そうした習慣を身につけて、繰り返しおこなっていくことで、あなたには自信が身に付き、そんなあなたに引き付けられて、さらにポジティブな人たちが集まってきます。
そして、互いに励まし合うコミュニティが形成されていくことで、ポジティブなエネルギーはどんどん膨らむようになっていきます。
人間の脳は耳からキャッチした言葉を受け取って、その意味は理解して影響を受けるのですが、その言葉を「誰が発したか」は認識していないそうです。
つまり、言葉は自分が発しても他人が発しても、自分が受けている影響は同じ、もしくは自分のほうが近いために、自分が自分へ与えている影響が最も大きいとも言えます。
このことから、自分にポジティブな言葉を投げかけることと同じように、他人へも励ましの言葉をかけ続けれていけば、自然と自分自身の人格はポジティブな方向へと向かって行くと言うことです。
4.自分の得意なこと好きなことを大切にする
嫌いなこと、不快なこと、苦手なことを克服しようと頑張ってしまうと、どんどん自信を失ってしまうだけになります。
自分自身がポジティブな人格になっていくためには、まず自分のことをしっかりと理解したうえで、得意なこと好きなことに磨きをかけていきましょう。
好きなことをやっていると、どんどん上達していきますし、それだけは自信が持てるジャンルだと感じられるため、自然と気持ちはポジティブな方向へと向かっていきます。
苦手なことはやらずに、出来ることを見つけて繰り返しおこなっていくことで、気が付けば人格はかわっていることでしょう。
5.目標を設定してクリアしていく
どんなことでもいいので、目標を設定して、チャレンジしていくこと、クリアしていくことを何度も繰り返していけば、人格はポジティブになっていきます。
自分の望む未来を想像しながら、設定した目標にチャレンジしていくことで、自信がついてくるようになります。
目標へのチャレンジで大切なことは、まずは小さな目標を設定してクリアしていくことです。
その大きさは自分で決められるので、楽しみながら達成していくことによって、自信はついていき、気が付けばポジティブな人格が出来上がっています。
どんなくだらないことでもいいので、日常の中で見つけた小さな目標を立ててみて、チャレンジしてクリアしていくことを繰り返しおこなってみるといいでしょう。
そのうちそれが楽しくなっていくため、いつでもポジティブでいられるようになるでしょう。
人格は習慣でいくらでも変えられる
人間というのは、自分の思った通りにいくらでも変わることが出来ます。
そして、他の誰かのせいにすることなく、全ては自分の「習慣」によって決まっていると認識できれば、取り組む意欲もわいてくるはずです。
また、「自分も変わることが出来るのだ」と気が付いた時に、自分の人生の主導権を握ることが出来る感覚を持て、新たな習慣へのチャレンジは楽しくなってくることでしょう。
誰でもいつからでも変わることは出来ます。
ネガティブな自分が嫌いでも、自分に自信がなくても、必ず変わることが出来るのです。
全ては気持ちひとつで変わるもので、「よし!今からポジティブな人間として生きてみよう!」と思ったところからスタートです。
全ては習慣なのですから、楽しいチャレンジの始まりです。
チャレンジする時に意識してみてほしいこと
自分の人格を変えるためのチャレンジに取り組む時、意識していてほしいことが二つあります。
・失敗しても自分を責めない
・とにかく継続して三カ月は続けてみる
このふたつだけを、いつも意識しておくといいでしょう。
失敗しても自分を責めずに、「またバカなことやってるな」と笑い飛ばすくらいにしておきましょう。
これも習慣による訓練ですので、自分を責めそうになったり、落ち込んだりした時に思い出してみるといいでしょう。
たかが、その小さな目標を失敗したくらいで、何もなりはしませんので、早い段階で忘れてしまって、次へとどんどんチャレンジしましょう。
また、出来る日、出来ない日、忘れている日、ダメダメな日があってもいいので、とりあえず三カ月は取り組んでみることをおススメします。
人間の細胞は、90日で全てが入れ替わると言われています。
つまり、90日後は、全く別の人間が出来上がっているということで、その過ごした90日の結果が現れるということになります。
三カ月の間だけ継続していった習慣は、一人の人間の一部として身につけられていくということです。
自分の中での出来栄えが、80点でも50点でも、30点でも5点でもいいでしょう。
完全に理想通りに変わることが出来なくても、取り組んだという三カ月があることによって、少しくらいの変化は確実に現れます。
そこからさらに変わりたければ、新たに三カ月何かを続けてみればいいのです。
あくまで、自分一人でおこなっているチャレンジですので、自由に楽しむことが出来ます。
あなたも、何か出来ることを見つけて、ポジティブな人格者を目指して、今日から、今からやってみることをおススメします。