足りないのではない、あなたの欲が増えたのだ

自分の置かれている環境に、不服がありますか?

自分の身近にいる人たちに、不足している何かがあって、不満に思っていることがありますか?

それが何を意味しているのか、気づかなければ、あなたは永久にその問題を解決することが出来ません。

「あの人が〇〇してくれない」

「もっと〇〇だったらいいのに」

そんなことを感じるのも、人間ですから当たり前のことです。

しかし、あまりものそんなことが増えていくのであれば、あなたは自分自身を見つめ直さなければいけないかもしれません。

十分に与えられているのに、過不足なくあるはずなのに、どうしてそのように感じるようになってしまっているのでしょうか。

それは、あなた自身の理想とのギャップでしかありません。

苦しみは、外側から、他者や環境から与えられているものだと、ずっと前からそう思っていませんか?

確かに、外的要因に傷つけられることはあります。

ですが、全てがそうであるわけではありません。

何も変わってはいないのに、以前と同じ日々が続いているはずなのに、何故そのように感じているのでしょうか?

ここで、人気漫画の名言を、ひとつ紹介します。

「人は、日に畳一畳、米三合あれば生きていける」

花の慶次:前田慶次

何か感じるものはあるでしょうか。

そうです。

足るを知るということです。

確かにその通りなのですが、なぜか人は傲慢になって、わがままになってしまう生き物です。

あなたの生きている世界の中で、足りないと思うことが何かありますか?

それは、どんなことなのか、明確に自分で気づいていますか?

持ち物であったり、お金であったり、パートナーに対してだったり、会社や世間に対してだったり。

様々な思いが自分の中にあることでしょう。

ですが、それらの不足、不平不満という物は、周りの状況や、接している人が変わったわけではありません。

あなたがただ、欲張りになってしまっているだけです。

不足を感じ、不平不満が増えた時には、あなたの欲が増しているだけだということを覚えておくといいでしょう。

そうです。

変わってしまったのは、あなたなのです。

ここで、もうひとつ、人気漫画からの名言を紹介します。

「春は夜桜 夏には星 秋には満月 冬には雪 それで十分酒は美味い」

るろうに剣心:比古清十郎

これは、長い人生経験によって導き出された答えなのでしょう。

確かに、この通りです。

そして、彼は続けます。

「それでも不味いのなら、お前の中の何かが病んでいる証拠だ」

るろうに剣心:比古清十郎

ということです。

さすが、よく知っていますね。

これが、宇宙の真理と精通している答えです。

つまり、自分を取り巻く世界には、どれだけ不平不満を言っても意味はないし、それらを全て改善して、駆逐して、自分の思い通りにしようと思っても、それを達成するまでに何百年、何千年、何万年とかかります。

それでも無理かもしれません。

大切なことは、受け入れたうえで、それらをどのように感じ、どのように見ているかということのみです。

あなたは間違ってはいないし、接しているお相手も何も間違ってはいないのです。

ただ、あなたは気づかなければいけないのです。

世界が歪んで見えていて、足りないものがあって、不平不満があるのであれば、それはあなた自身に何かが足りていないということなのです。

それが何かは、あなた以外には誰もわかりません。

あなただけが答えを知っています。

ひとつだけは覚えておいて下さい。

不足を感じ、不満に思う時には、あなたに何かが足りないだけなのです。

睡眠かもしれませんし、お腹が空いているのかもしれません。

栄養が偏っているのかもしれませんし、運動が足りていないのかもしれません。

それが何なのかはわかりませんが、あなただけが全てを知っています。

他人や環境は、全く無関係だということです。

さて、あなたはこれからどうしますか?

あなたはたった一人で、今から全てを解決することが出来ます。

今、思っている「それ」、を実行することで、何もかもが解決されていきますよ。

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