めんどくさいことをやめる方法

毎日の生活の中で、めんどくさいことというのは沢山あるものです。

それらがやめることが出来るのならば、どれだけ日常は楽になるのかと考えたことはありませんか?

もちろん、やめることが出来ないことはありますが、それでも改善の余地は必ずあります。

ここでは、少しでも生活のストレスを取り除くための思考方法と行動を紹介していきます。

参考になることと、実践できることを見つけたら、日常生活の中で実際に取り組んで見て、自分なりに検証し、その効果を感じてみて下さい。

私たちの生活は、なぜだかいつも「めんどくさいこと」で溢れかえっています。

しかし、時代はそれらの「めんどくさいこと」を排除することが許される方向へと進み始めています。

「多様性」というものが認められるようになりつつあり、これが「自分なりのライフスタイル」と確立させるための追い風となります。

「やるべきこと」と「やらなければいけないこと」をあなたなりに選別し、「めんどくさいこと」をやめて、生活を洗練していくことによって、あなたの日常は楽しくなり、自分の人生を生きることが出来るようになるでしょう。

ストレスの正体は他人や環境ではない

今置かれている状況、感じているストレスの原因というのは、そのほとんどが自分自身の力によって解放できるものばかりです。

「やらなければいけないこと」が沢山あるようにも思えますが、果たして本当にそうなのでしょうか?

自分自身が、「やらなければいけない」と思い込んでいることと、周囲の人たちが求めていることとは、一致していないこともあります。

それは、単なる思い込みであって、「別にやらなくてもいいこと」の可能性はあります。

もちろん、自分がそうしたいのであれば、そのままでも構いませんが、その場合には「自分がやりたいこと」と「自分がやっていること」が一致しているはずですので、そこにストレスを感じることはないはずです。

つまり、「めんどくさい」と感じていることは、「ストレスになっている」ということを示していますので、やらなくてもいいことがそこに潜んでいます。

その、「やらなくてもいいこと」をやっているのは誰なのかと言えば、まぎれもなく自分であって、それによってイライラしたり、いつも不幸な空気感を持ち続けているのであれば、それは周囲へも影響することですので、やめたしまったほうが自分も関わる人も幸せになれるというものです。

「そうは言っても」と思うこともあるかもしれませんが、人ひとりがやれることには限りがあり、コントロールできる範囲というものも決まっています。

「出来ること」「出来ないこと」を見極めて、めんどくさいことをやめてしまえば、意外なほどに上手くいくようになり、世界が変わって見えることを体感してみましょう。

めんどくさいことをやめる方法

「めんどくさいこと」と「やらなければいけないこと」の狭間で悩み、苦しんでいるかもしれません。

その場合には、行動を変えることを大きく考えているかもしれません。

その、「やめる」という行為の中でも、「出来ること」「出来ないこと」を整理することによって、少しずつ感じている小さなストレスを回避することが可能です。

その具体的方法を知りたい場合は、以下の項目に沿って実践してみることをおススメします。

スティーブン・R・コヴィ先生の「7つの習慣」と同じように、ようは「インサイドアウト」の思考と行動です。

1.やらなければいけないことをリストアップ

2.何がめんどくさいのかを整理

3.具体的な行動を細分化

4.コントロール可能な範囲を把握

5.何をするのかを決定する

6.その通りに行動していく

まず、全てをゼロ状態から考え、そこを出発点として行動を改善していくことです。

上手くいかなくなってしまう、ストレスを感じてしまう、苦しくて辛いという状態は、既にコントロール可能な範囲を超えてしまい、他人の人生を生きるエリアまで逸脱してしまっていますので、自分の人生、ライフスタイルをもう一度取り戻すために、ゼロポイントからやり直すといいでしょう。

では、上記の6つを具体的に見て行って、理解してみましょう。

1.やらなければいけないことをリストアップ

私たちが、日常で「やらなければいけないこと」というのはとても多いもので、それらを完璧にこなそうとすることから、ストレスは発生し、蓄積していきます。

ただ、その「やらなければいけないこと」というものも、よくよく冷静に見てみると、さほど大きなものではなく、シンプルだったりします。

そこに潜んでいる自分へのストレスというのは、その精度であったり、理想との比較であったりするもので、実は、「やらなければいけないことへのストレス」というものの正体は、幻想であるとも言えます。

この、「やらなければいけないことをリストアップ」する作業では、美しい景色などを眺めながらボーっとしてみたり、静かな部屋で瞑想してみたりすることによっても可能ですが、最も分かりやすい方法は、やはり書き出す、文字としてリストアップすることです。

やり方はとても簡単で、「やらなければいけないこと」と自分が思っていることを、タスク形式で紙にどんどん書いていくだけです。

これは、「モーニングノート」と呼ばれるメソッドと全く同じで、頭の中を整理するために非常に有効な手段です。

「忙しすぎる」「ストレスしかない」と感じている人ほど、とても多くの項目、タスクが書き連ねられると思います。

心も体も疲れ切ってしまっている場合には、大きな項目が並ぶ可能性もあります。

ここへ訪れているあなたの場合では、もしかすると、「仕事」「家事」「人付き合い」あたりが代表的なものとして出てくるのではないでしょうか。

このリストアップの段階では、書き出すことが重要ですので、書く内容の枠組みの大きい小さいはあまり関係ありませんので、具体的な「〇〇がめんどくさい」といったものがあるのなら、それを書いてみてもいいでしょう。

2.何がめんどくさいのかを整理

初めのリストアップが完了したら、次はそれらの「何がめんどくさいのか?」を整理するため、そのタスクの項目の横にでも書き出していってみましょう。

この作業も、さほど難しいものではなく、例えば「仕事」である場合には、その「仕事」の「何が?」というところを掘り下げていってみます。

次に出てくるのは、「人間関係」であったり、「作業量」であったり、「やりがいのなさ」「将来への不透明さ」などがあげられてくるでしょう。

これをどんどん書き出していくことによって、漠然としていた「〇〇がめんどくさい」というものが、もっとわかりやすい「〇〇の〇〇なところがめんどくさい」という形になっていきます。

この「めんどくさい」というものは、愚痴のように感じてしまうために、吐き出すことをためらってしまうものですが、自分らしく生きるためにはとても重要な要素ですので、無視してはいけないところです。

社会でストレスによって様々なトラブルを生み出してしまう要因は、この小さなストレスを無視し続けてしまい、我慢するだけの人生を送ってしまうことにあります。

まず、頭の中、心の中での「正しさ」は優先させずに、自分自身が「どう感じているのか?」を知ることが大切になりますので、「〇〇がめんどくさい」という作業はしっかりとやってみましょう。

繰り返すことによって、自分が何にストレスを感じているのかを知ることができ、次の段階へと進むことが出来ます。

3.具体的な行動を細分化

自分自身が何に対してストレスを感じているのかを知ったら、さらに自分の行動を細かくチェックしてみましょう。

日々の小さな行動の積み重ねが、今の自分を作っていますので、やはりストレスの要因は自分次第で改善することが出来ます。

例えば、「仕事」がめんどくさいと感じていて、「職場にめんどくさい人がいる」と思っているのなら、その相手とどういった場合にその「めんどくさいこと」が発生しているかも具体的に細分化して、明確化してみます。

「説明が長い」「愚痴が多い」「強要してくる」などといったことを感じているとすれば、そういった物理的な接点があることがわかります。

もちろん、これらのストレスから逃れられない要因として、「どうしても関わらなければいけない」ということがほとんどでしょう。

ただ、ここで冷静に見つめ直す大切な作業は、リストアップから小さな行動まで細分化していくと、自分自身はその「対象の全て」がストレスになっているわけではないことがわかります。

故に、序盤では「仕事がめんどくさい」、「でも生活のため、家族のためにやめられない」という板挟みの苦しんでいたことが、「仕事自体が嫌いなのではなく、そこにある〇〇がストレス」というところまで進むことができ、「だから転職?」「いやでもなあ・・・」という悩みの無限ループからは脱出できます。

そして、その「職場にいるあいつがストレス」というところから、「その人の全て」ではなく、「〇〇なところがストレス」というところまで、ストレスのスポットは小さくなります。

これによって、「仕事を辞める」から「〇〇との関わり方を変えてみる」という具体的で、簡単な解決策まで進めます。

4.コントロール可能な範囲を把握

ここがとても重要なポイントで、人とのトラブルや、後々の自分の立場を考えた時に、間違えてしまうことは、「ストレスだから」という理由で他者を攻撃したり、まわりを変えようとすることです。

こうしたことは、誰もが始めのうちはやってしまうことですが、その解決策は、本当の意味で自分のライフスタイルの改善へは結びつかず、一度癖になってしまうと、「わがままな人格」が形成されてしまうために、気をつけなければいけないポイントです。

「ストレスの要因」を知った場合の次への行動として、冷静に考えていかなければいけないのは、「その対象をどうするか」はなく「自分がどうするか」のみに焦点を絞らなければ、必ず同じことが繰り返されます。

まず、自分がコントロールが可能な範囲を把握して、その中で上手くストレスを回避する手段を考えていきましょう。

上記の例に沿って考えていくと、ストレスの要因が「仕事」⇒「〇〇さん」⇒「話し方」の場合には、自分の苦手であったり、めんどくさいと思う人のその「話し方」というものはコントロール不可です。

ここで、安易に考えてそれがストレスだから指導してくれ、再教育してくれ、異動にしてくれといったようなことを上司へ報告したりして、仮に会社側がその通りに動いてくれたとして、自分の思い通りにまわりを動かせたとしても、それは一時しのぎにしかなりません。

これが一度癖づいてしまうと、先にも書いた通り、気に入らないことがあるとすぐに自分以外を動かして変えようとする人格が出来上がり、これらの行動を繰り返す自分自身が最も「めんどくさい人間」として出来上がってしまいます。

コントロール可能な範囲というのは、自分が思っている以上に小さなもので、相手の「話し方」が苦手なのであれば、相手を動かそうとするのではなく、自分自身の行動のみとなります。

この、コントロール可能な範囲を把握することによって、そこを変えることは出来ませんので、次の自分自身の具体的な行動を整理するきっかけとなります。

5.何をするのかを決定する

何がストレスなのかを理解し、コントロール可能な範囲を把握することが出来たら、次はどうするのかを決定していきます。

ここまで来れば、ストレスを回避する方法はより具体的になるとともに、ほんの小さな行動によって大きく感じていたストレスを回避することにも成功します。

「めんどくさいこと」が「仕事」であったのが、整理することによって、「〇〇さんの〇〇なところ」にまで小さく明確化され、次はとてもシンプルに、「自分がどうするか」だけに焦点を絞れます。

ここまで整理することによって、大きな視点で見た時に、「くだらない理由で仕事をやめるところだった」という自分にも気付けることでしょう。

ここまで、「仕事」に例えて書いてきましたが、これは「家事」であったり、「恋愛」「夫婦関係」であっても同じですので、同じように細分化して確認してみましょう。

「家事が嫌い」なのではなく、その家事の「量が多い」であったり、「タイミング」であったり、「こだわり」であったりと、「めんどくさいこと」の要因はとても小さなものであったりするものです。

「恋愛が嫌」なのではなく、「異性の〇〇なところ」が苦手なだけで、そこは理解できずに共有できないものなので、「異性に求めない」「それは同性と楽しめばいい」といった形にまで変化出来ます。

この「何をするのかを決定する」という作業は、とてもシンプルに導き出せるはずです。

「職場の〇〇さんの話し方が苦手」とまで具体的にわかったのなら、「嫌だから仕事を辞める」といった大きな選択肢など考えなくても、「必要以上に自分からは話しかけない」「わからないなら自分で調べて〇〇さんに聞かない」「業務以外は別の空間に移動する」などの具体的行動によって、自分で自分のストレスは回避できます。

さらに掘り下げてみて、「その苦手な話し方」を分析することまで出来れば、「その話題で話しかけない」「趣味や家族の話をしてみる」といった別のアプローチをすることによって、もしかしたらその苦手だと思っていた人は、そのほんの一部分がそうなだけであって、とても楽しそうに話す人であることが知れる可能性もあります。

「いつも自分だけが大量の洗濯物を片付けている」のがストレスの場合は、「片づけて全てを綺麗にしまって今日中に終わらせる」という縛りをなくしてみて、「畳み方を適当にしてみる」「家族に手伝ってもらう」「それぞれの家族のかごを置いて畳まずに投げ入れる」といった別の選択肢も考えられます。

「これからどう動くのか」はとても重要なところですし、ストレスを回避して楽しく生きていけるかどうかは、ほぼすべてここに集約されていますので、しっかりと具体的な行動が決まるまで掘り下げましょう。

6.その通りに行動していく

「どうするのか」が決定したら、あとはその通りに行動していくのみです。

これは、さほど難しいことではありませんし、やってみれば少しずつ変化を感じることが出来ますので、自信へもつながります。

ここで、行動に躊躇してしまう場合には、もう一度3.4.を整理してみましょう。

また、我慢をしてまで耐えていることがあるのだとすれば、そこに何かしらのメリットを自分が感じていることも考えられますので、あとはそのメリットとデメリットとのバランスです。

ストレスは、多少は感じるにしても、それが自分の成長のため、生活のため、人生のためだと感じられているのだとすれば、さほど気になるほどのものにはなりません。

ですが、精神に異常をきたしてまで、体調を崩してまでしている我慢というのは、確実にデメリットのほうが大きくなってしまいます。

「耐えること」というのは、どこか美しく見えるようにも思えますが、そこで蓄積されたストレスというのは、別の形で大きなデメリットとして現れてしまいますので、「めんどくさいこと」は小さなうちに回避していくことが、幸せに生きるためのポイントとなります。

日々の行動を変えることは、そんなに難しいことではありません。

話し方がめんどくさい人とは必要以上に話さないように行動する。

家事がめんどくさいのであれば、精度を落として適当にやってみる。

大量の書類に署名するのがめんどくさいのなら、綺麗に書くのをやめる。

コントロールできない部分を変えずにストレスなくこなしていく方法は、「どうでもいいこと」にこだわりを持つことを捨てて、自分がやっている「めんどくさいこと」をやめてみることです。

まとめ

今回は、「めんどくさいことをやめる方法」として、6つに分けて紹介しましたが、もっとシンプルに整理していくと、以下の二つにまで簡略化して考えることが出来ます。

・目的を達成すること

・それ以外は適当にやること

これだけです。

この基本動作をマスターしてから、さらにレベルアップにつなげるために、徐々に精度があげることが出来ればいいわけであって、まず第一条件として、「目的を達成すること」に焦点をあててみれば、「どうでもいいこと」「めんどくさいこと」をやらなくてもいいんだと考えられるようになり、ストレスに感じていた肩の荷が下りるはずです。

洗濯物は洗って干せば問題ありませんし、食事はバランスよく栄養がとれて、それなりに美味しくて楽しければいいでしょう。

食器はまあそこそこ汚れが落ちていればいいですし、寝具は特に不快なく眠れているのであれば健康的に生きられます。

自分の人生、ライフスタイルへの影響は、それらの行動の「正しさ」よりも「ストレス」のほうが過大ですので、自分自身がいかにストレスを感じずに目的を達成できるかを考え、行動を変化させていってみましょう。

食事を作るのが面倒な時は、総菜を買ったり外食してみたりすればいいでしょう。

料理に興味が湧いてきたら、調べて作ってみて、盛り付けにこだわってみて楽しむのもいいでしょう。

洗濯物がたまっていても、疲れているのならコインランドリーを使いましょう。

時間に余裕が出来て、衣服を綺麗にしまっていくことが楽しくなってきたら、収納方法にこだわってみたりするのもいいでしょう。

「どの行動が正解か?」を考えるのではなく、基本的には目的を達成できれば問題ないので、こだわらずに楽な選択をしてみることです。

人間は、やろうと思った時には体がきちんと動いてくれるものですので、過剰に「しなければいけない」という縛りを自分に課せないことです。

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