不安はただの妄想でしかない

不安になることは誰にだってあります。

しかし、不安は抱えているだけで苦しいものですし、出来れば吐き捨てたいものとなります。

できるだけ早めに不安を消し去るには、「不安」という謎の感覚の正体を掴み、自ら心を解放してあげることです。

現実で起こることというのは、全て自分の心の状態が引き起こしているものです。

心の在り方、抱えている感情が、そのまま外側の世界へ共鳴し、現象として現れます。

「不安」はそれに見合った現実、不安が的中する出来事を引き寄せてしまいますので、その不安を解消しようと動きまわるのではなく、心の内側を変化させれば、楽しい現実を引き寄せられるようになります。

「不安」はただの妄想でしかない

「不安」というものは、「こうなったらどうしよう」「大丈夫かな」といった心配事としてあるものですが、これらは全て「まだ起こっていないこと」であって、不安になるだけ無駄な時間を過ごすことになります。

「心配性だから」ということもありますが、いつも「心配ばかり」、いつも「不安なまま」でいると、同じ世界から抜け出すことが出来ません。

真実は、目の前で起こることのみであって、それ以外は全て妄想です。

そのことばかりを考えるから、「不安に思っていたこと」が起こってしまうのです。

妄想によって創られる世界は、「不安」だけではありません。

自分が「今、目の前で感じていること」以外は全てが妄想です。

何も起こりませんし、何もなりません。

「不安」な妄想をして、それに騙されて行動してしまうことによって、不安な出来事が起こったり、やればやるほどに不安になっていくのです。

妄想を上手く利用する

「思考は現実になる」や、「引き寄せの法則」でもこの妄想のお話となります。

妄想として、まだ起こってはいないことを現実のように感じ取り、そこに浸ることによって、その出来事を引き寄せます。

だからこそ、「不安」は抱えるべきでないものであって、その妄想を消し去ることが重要になります。

さらに、「妄想していること」がその後の現実に投影されるのであれば、これを上手く使いこなすことで、いくらでも幸せは生み出せると言うことです。

どんなことがあったとしても、幸せな未来を創ることは、誰にでも可能なのです。

頭で考えていること、心で感じていることが、次の現実へと展開されていくので、これほどに簡単なことはありません。

他人は関係なく、自分が幸せになれる出来事を引き寄せればいいだけですので、「楽しいこと」「起きてほしいこと」「幸せに感じられること」を妄想として膨らませていき、そこに浸ってしまえば、あとは待つだけとなります。

不安から脱出するために

もし、いつも「不安」に悩まされているのなら、出来るだけ早めに脱出しましょう。

「不安」を消し去ろうと、それを対策しようとしても、合わせている対象は「不安」であるため、まずはそこに焦点を当てないことが大切です。

「不安だから」と何かのアクションをとっても、不安は消えません。

それどころか、抱えている「不安」はさらに大きくなります。

まずは、そちらに意識を向けない事から始めましょう。

次に、「楽しいこと」「好きなこと」に意識を向けて、それを実践していくか、それをやっているところを想像してみるといいでしょう。

明るい未来を思い描き、とにかく「幸せな時間」を過ごしている自分を想像し、感じていくことで、変化は起こり始めます。

また、今ある幸せを見つけ出し、幸せの数をかぞえていくのもいいでしょう。

たとえそうであったとしても、自分の幸せが揺らぐことはないと思っていれば、何も起こりませんし、不安は感じなくなります。

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