やりたいことがあるのに出来ない。
いつも邪魔されたり、横取りされたりしてしまう。
こういったことに苦しむことがありますが、その状況も自分の小さな心がけひとつで、全て変えることが出来ます。
やりたいことをやらせないように、活躍を阻害するような人たちは、必ずどこに行ってもいるものです。
既に聞いたことがあるかもしれませんが、「ギバー」「マッチャー」「テイカー」という存在を知り、上手く立ち回ることが、「やりたいことをやる」ために重要になってきます。
要求が多すぎる「テイカー」とは付き合うな
互いにやりたいことをやりながら、幸せになっていくことが、人と人との関係で理想のカタチです。
「テイカー」の存在の詳細はここでは省きますが、詳しく知りたい方は検索してみれば、沢山の情報が得られます。
「テイカー」は、人に求めることが多く、なおかつ人の邪魔をした挙句に、手柄は全て自分のものとします。
同じ組織、チーム内に「テイカー」がいると、激しく妨害してきますが、他人を変えることは出来ませんので、自分が上手く立ち回ることで、自由な時間と信頼される結果を得られます。
「テイカー」だと判断したら、あまり深くは関わらない事、要求を正当な形でしか受け入れないことが大切です。
「テイカー」は、他人のエネルギーを搾取し続けていることには気づいていませんので、要求を受け容れれば受け入れるほど、自分が損をします。
自ら何かを請け負うことはもちろん避け、意味もなく近寄らないのが自分のためです。
どう思われるかは気にしない
やりたいことは誰もがやっていくべきで、それをどのように評価するのかは、他人が決めることです。
その他人の評価ばかりを気にしていると、自分のやりたいことは出来ないまま消耗することになります。
批判をする人、ダメ出しばかりをする人は、何をやっても批判をし、ダメなところを見つけて指摘するのですから、気にしなくていいのです。
どちらにしても、アンチは必ず否定的な意見を持ち出しますので、それなら自分のやりたいことをやり切った方が、自分の満足度は上がります。
また、他者を否定し、非難し、させないようにする人というのは、自分がやりたいことができないために、同じように他人も苦しめようとします。
させないように妨害する人は、意味のないことに無駄なエネルギーを使っているだけですので、放っておいても大丈夫です。
迷惑はかけてもいいし失敗してもいい
「人に迷惑をかけてはいけない」「だからダメなんだ」などいった意見が、全ての行動を躊躇させてしまいます。
また、自分の中にも、「あの人に悪いから」「恥をかくのが嫌だ」といった思いもあるでしょう。
しかし、これが経験を重ねることが出来るかどうか、やりたいことがやれるかどうかの分岐点となります。
多少の迷惑はかけたっていいし、失敗してもいいんです。
それらを互いに許しながら、「そんなこともあるよね」「次は上手くいくさ」と肩をたたき合って生きて行くのが人生です。
いつしか、他人の失敗を笑い、上手くいかなかったことを非難する世の中になってしまいましたが、そういった互いに責め合う関係性が膨らんでいき、最終的には自分が何も出来なくなってしまう状況を創り上げてしまったのです。
人と人とは、支え合って生きて行くものですので、失敗を恐れずにチャレンジしていけばいいのです。
あまり深くは考えない
行動する前から、アレコレと深く考えてしまうと、何も出来ないまま時間が過ぎていってしまいます。
思考だけで解決しようとしても、それは「どちらが正解か」ばかりを考え続けるため、永久に答えは出ることはないでしょう。
まだ実行していないことを、いくら「どちらが正解か」考えてもわかるはずがありませんし、その悩んでいる二択は、どちらも選んでいない道であり、まだ自分の経験とはなってはいません。
「どちらが正解か」ではなく、「どちらへ行きたいか」だけでいいのです。
また、「何が正しいのか」ばかりを考えるのではなく、「どちらが楽しいか」を意識してみると、すぐに行動は始まるでしょう。
何かを行動する時には、特に考える必要はないのです。
「考える」という行動が先だった場合、それはやりたいことではないのかもしれません。
本当にやりたいことというのは、既に終わっていくことばかりです。
正解探しをやめて、考えるのをやめると、人生は見違えるように楽しくなっていきます。
楽しければ何だっていい
結局は、人生は「楽しいかどうか」です。
正しさばかりを追求しても、無限に二択は出現するために、答えは出ることはないでしょう。
その二択を繰り返し、気づくべきことは、「正解はない」という真理です。
正解というのは、外側の選択肢にあるのではなく、自分の心の中にだけあります。
自分自身が、それをやっていると「楽しい」と感じるのであれば、それが自分の正解です。
楽しければ何だっていいのです。
楽しく感じない人は離れていくかもしれませんが、それはそれでいいのです。
それが好きで、楽しくて仕方がないと感じられる人だけが、同じコミュニティに集まりますので、去って行く人は放っておけばいいのです。
新しい体験を積み重ねていく
やりたいことは、次から次へと出現します。
「続けることに意味がある」とは言われても、飽きてしまったものは仕方がありません。
本当に楽しくて、没頭できるものに対しては、いつまでやれるものです。
そうでもなかったことは、すぐにやめてしまいますが、それはごく当たり前のことですので、誰に何を言われても、やめてしまえばいいのです。
そしてまた、やりたいことを見つけ出して、新たな挑戦をして、経験を積んでいけばいいのです。
人生は限りある貴重なものであって、自分だけの物語ですので、自分で創り上げていきましょう。