頑張らないほうが上手くいくのです

出来ないことを無理をして「頑張る」よりも、得意なこと好きなことを「楽しむ」ほうがパフォーマンスは上がり、そこから得られる結果も大きくなります。

人生は修行ではなく、忍耐や我慢の連続ではありません。

辛いことに耐えなくても、楽しいことはいくらでもあるものです。

何に対しても、真面目に地道な努力を重ね、上手くいかなかったらさらに努力を重ねていく。

こういった生き方を否定するわけではなく、それが「楽しいこと」なのであれば、素晴らしい人生となるでしょう。

ただ、誰かにやらされている、怖いからやっている、怒られるからしない、といったことが続けば、何をやっていても面白くはないでしょう。

好きなこと得意なことをやり続けろ

それが、お金になるかどうか、生活の基盤となるかどうかは別として、自分の「好きなこと」をやっていくことは、とても大切なことです。

その、「好きなこと」をやるためにはお金や時間が必要であるために、一生懸命に働くこともできます。

他者へのアピールも、自分の好きなことと得意なことだけでいいでしょう。

苦手なこと、やりたくないことをやらなくてもいいのです。

克服しようとすればするほど、辛くなるだけです。

学校の成績で例えると、5教科ある中で、最も点の高い教科。

特に必死にやらなくてもすんなり理解できる教科があれば、それをまずは伸ばします。

そうすれば、不思議なことに、他の4教科もついてくるように点が上がり始め、理解も出来るようになります。

誰にでも当てはまることですので、苦手克服はやらずに、得意なことを伸ばすほうへと力を注いでみましょう。

全ては補い合っている

人は、集団として集めて比較することによって、優劣をつけて評価したがります。

ですが、本当はそれぞれに得意なことがあり、苦手なことがあって、それぞれが出来ることと出来ないことを補い合って共存しています。

自然界はもちろん、宇宙全体がその100%満たされた状態で補完し合っているために、「欠落している」という概念は存在しないのです。

全てが同じであることを求める、求められるから苦しむわけで、違って当たり前、違うから意味があると思えば、頑張って変えようとする必要はないと気づけます。

猫が好きな主人の飼い犬が、気に入られるために「にゃ~」と鳴く練習をして頑張るかと言えば、そうではありません。

猫も頑張って「ワン!」と吠えようとはしません。

出来ないものは出来ませんし、嫌なものは嫌です。

やりたいことをやりたいものですし、自分は自分として存在したいのは、ごく当たり前のことです。

全ては補い合っているのですから、特に何かを頑張って変わろうとはしなくてもいいのです。

あなたはあなたのままでいい

頑張ってしまう、苦しんでしまう理由は、自分を無理に変えようとするからではないでしょうか。

確かに、物事を変えようとする場合には、「自分が変わる」というのが最も最短で解決へ向かう方法です。

しかし、それが嫌なのであればしなくていいですし、苦手だから避けたとしてもいいのです。

それは、得意な誰かがやってくれますし、好きだからと率先してこなしてくれる人が必ずいます。

あなたはあなたのままでいいのです。

あなたのままでいながら輝けるステージは必ずありますので、好きなことを得意なことを、ただひたすらにやっていればいいのです。

夢中になれること、時間を忘れていつまでもやっていられることは、「才能」と呼ばれる素晴らしいものです。

他人に同じことをしろと言っても、真似は出来ないものです。

あなたが「好きなこと」をとことんやりましょう。

得意なことだけに磨きをかけて、さらに楽しい時間を増やしましょう。

頑張るのをやめると上手くいく

「やめる」というタイミングを知るには、自分自身が何かを「頑張っている」、もしくは「我慢している」ということに気づくことです。

ある程度のストレスを感じながらこなすことは、人間にとって必要な時間ではありますが、「頑張りすぎ」や「我慢しすぎ」にまで発展しないように、いつも自分の心を自分で観察しておきましょう。

「頑張っていること」をやめていくと、気持ちはとても楽になりますし、自分らしさを取り戻すこともできます。

そして、不思議なことに、頑張らないほうが全て上手く回っていくことにも気づくでしょう。

「怠ける」という意味ではなく、自分が「めんどくさい」「やりたくない」と感じることは、やらなくても問題ありません。

全て、誰かがやってくれます。

「私がやらなきゃ」と必死に頑張ることが、自分の毎日を苦しいものにしていくだけですので、「頑張る」ことをやめてしまいましょう。

頑張らなくなったその日から、驚くほどに上手くいくようになるでしょう。

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