やりたいことがない時の対処法

「やりたいことをやろう」というフレーズが、逆に自分を苦しめてしまう時もあります。

その「やりたいこと」がわからずに、何をどうしようかと迷走してしまいます。

それはそれで、本当はダメなことではないのですが、その自分に嫌気がさしてしまった場合、少し休憩が必要かもしれません。

「今を生きる」を意識しすぎるがあまり、いつの間にか常に「何かをしていなければいけない」ということにすり替わってしまいます。

「やりたいことをやる」というのは、「いつも何かをしている」ということと同じ意味ではないのです。

別に何もしなくてもいい

やりたいことがない、見つからないのであれば、何もしなければいいのです。

そこで、「何かをしなければ」と思っているのは自分だけであり、それは誰かとの比較や、無意識の劣等感などからの、焦りによるものです。

別に、何もしていなくても生きてはいけますし、「今を生きる」が「何もしない」という選択なのであれば、それで十分「今を生きる」は達成されています。

働いて、それなりの給料をもらって、走れる程度の車があって、日本語が話せて、最低限の読み書きが出来れば、さほど問題はないものです。

ただ、そのままでは何か物足りない、楽しいことをやってみたいという思いから、行動意欲が生まれて動き出すものです。

それらが見つからない時には、現状に「満足している」状態にあるためであって、それはそれでいいのです。

「何かをしなければいけない」というわけでもなく、「何かをしてはいけない」わけでもないので、それはどちらでも「今」を生きていると言えるものです。

「何もしない」をすることも、立派な人生の楽しみ方のひとつです。

「何もしない」が生み出す意欲

実際には、「何もしない」というのは長続きはしないものです。

だからこそ、こうしてこの記事へと辿り着いているはずです。

仕事や家事で忙しく、「休みたい」とあれだけ願っていたはずが、「では、あなたは明日から何もしなくてもいいです」と言われ、何もしない日々が始まれば、必ず何かがしたくなります。

ここから生み出される行動意欲とエネルギーは、大きな力を発揮します。

「嫌だな」「辛いな」「面白くないな」という気持ちのままでは、あまり良い結果は得られません。

ずっと「何もしない」という時間が続けば、今度は逆に「何かをする」ということに感動を覚え始めます。

「仕事が出来ることが楽しい」「体が動くことが嬉しい」「人と関わるのがとても楽しい」という気持ちになっていきます。

これらの思いは、活動のパフォーマンスを上げてくれ、二倍、三倍の結果をもたらします。

だからこそ、「何もしない」という時間には、ものすごく重要な意味があり、必要なものなのです。

適当で中途半端でいい

やりたいことがわからないという時には、アレコレと手を出して、必ず迷走し始めます。

その結果、何もかもが中途半端で終わり、適当なクオリティのものばかりとなります。

それを、ダメと認識する必要はなく、それでいいのです。

「面白そう」「楽しい」と思ってやってみて、飽きたらやめる。

それが、人間にとって当たり前の行動なのです。

飽きたらやめるというのは、楽しくなくなったからやめるということですので、自分の行動としてはそれで正解です。

これを、外側の意見として、他者が操作しようとしてきたりもしますが、自分の気持ちは再び「楽しい」が生まれるまでは変わりませんので、従う必要はないのです。

また、続かない自分、迷走する自分を責める必要もないのです。

楽しそうだから始めて、嫌になったらやめるのは当然のことであって、それを否定してしまえば、我慢を強いることになります。

本来は、やりたいことは、頑張ってやるものではありませんので、我慢は必要のないはずのものですので、全て適当でも中途半端でも問題はないのです。

深く考えるのはやめよう

ここまで読み進めて頂いたということは、やりたいことがない自分に悩み、何かをしなければ、したほうがいいのではと考え続けていたのでしょう。

それでも、結局はネットの記事を読んで答えを探すくらいしか、やることがなかったのかもしれません。

とりあえず、何もしていないように感じる自分に対して、深く悩んだり考えたりする必要はないでしょう。

ただ、ダラダラと過ごす日々でも、それはそれで、素晴らしい日々を送っているものです。

ダラダラしたくても、忙しすぎて手伝ってほしいくらいの人だっています。

そんな人は、「やりたいことが見つからない」という悩みすら抱える暇もないでしょう。

それを考えれば、「何もしない」というほどの贅沢で幸せな時間はありません。

ご飯を食べて、ネットを見て、お昼寝して、トイレに行って、またご飯を食べて、ネットを見て。

いいと思います。

とても、幸せで、充実した時間を過ごされていると思います。

やりたいことがあってもいいし、なくてもいいものです。

「ダラダラしたい」もやりたいことですし、きちんと実行されています。

あまり考え過ぎず、持て余す時間を自分なりに有意義に過ごしていれば、それでいいと私は思います。

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