あなたがもし、何かに苦しみ、辛さを感じているのであれば、それはとても不幸なことです。
本当は、辛いことも苦しいことも、この世には存在していません。
あなたはただ、ありのままに生きることが出来れば、全ては終わり、全てが始まります。
あなたを制限し、それが出来ないようにしているのは、あなたの身近にいる誰かですか?
それは本当ですか?
あなたを苦しめているのは、あなたを取り巻く誰かでしょうか?
他者との関係性
誰かに何かを強いられているのだとすれば、そこからは離れるタイミングです。
他人との関係性は、あなたとあなたの関係性そのものです。
周りからされることは全て、あなたが誰かにしていることであり、あなたがあなたにしていることでもあります。
あなたの中に、「もっと頑張らなければいけない」「耐えるべきだ」「逃げてはいけない」というもう一人のあなたがいれば、それと全く同じことを周囲からされます。
頑張らなければいけないのだと思い込み、ずっと頑張ることを自分に課せていれば、他人はあなたが頑張らなければいけない状況を押し付けてきます。
耐えるべきだとずっと思ってきたのなら、あなたは耐え続ける状況を続けることとなります。
逃げてはいけないと心で言い続けていれば、あなたは追い込まれてしまいます。
他人との関係性は、あなたとあなたの関係性でしかないのです。
身近にいる誰かではなく、全てあなたが一人でやっていることなのです。
してはいけないこと、しなければならないことはありません。
ある程度はモラルとしてあったとしても、そのルールを作っているのは、他でもなくあなたなのです。
あなたを苦しめているのもあなたであり、あなたを幸せにするのもあなたしかいません。
全て、あなたが決めればいいのです。
全てを許す
あなたを制限しているのは、家族でも、社会でも、その中にいるルールでもありません。
全ては、あなたがあなたに制限をかけて、そこに留まり続けるために縛り付けているにすぎないのです。
もちろん、それが楽な生き方であり、ありのままの状態なのだと認めるのであれば、それでいいのです。
ただ、それがありのままであると受け入れていれば、苦痛は感じないため、辛いのであれば、あなたがどこかで我慢をしているということ。
あなたの中のどこかに嘘があるということです。
自分の心に正直に生きて、ありのままで生きているのであれば、いつでもどこでも幸せを感じることが出来ます。
その幸せを受け取ることを許すのは、あなたにしか出来ないことです。
嫌なことはやらなくていいのです。
やりたいことをやればいいのです。
居心地のいいところに行けばいいのです。
不快なところからは逃げればいいのです。
何もかも、あなたの自由なのですから、いついかなる時も、あなたはあなたの心の声をしっかりと聞いて、それに従って生きていれば、それでいいのです。
ありのままで生きよう
あなたは食べたいものを食べ、行きたいところへ行き、やりたいことをやればいいのです。
やりたくないことは誰かに任せ、面倒なことはお願いする。
苦手なことは克服などせずに、素直に認めて助けてもらう。
してもらったことに感謝をして、自分に出来ることをやっていく。
ただそれだけのことです。
無理なこと、頑張らなければ維持できないこと、血のにじむような努力などしなくていいのです。
辛いことに耐える必要などないのです。
ありのままで生きることを怖れないで下さい。
あなたがあなたとして生きることを許可した瞬間から、あなたの中心から光が広がっていき、それは世界を輝かせてくれることでしょう。