どのようになりたいのか、という願いともに、描かなければいけないのは、今現時点で自分がどのようにありたいのかだけです。
未来を予測し、ただ妄想することが始めの段階で、そこから今へとつなげることによって、新たな行動が産み出されます。
理想を思い描くことが大切だとしても、今何をするべきなのかはさらに大切なことです。
考えることでも、語ることでもありません。
とにかく今の自分に出来ることを見つけ出して、「やってみる」ことによって道は開かれていきます。
出来ることは沢山ある
「~であったなら」「~となれば」「~でなければ」と条件が揃うのを待っているだけでは、いつまでも前に進むことはありません。
待つことがダメなわけではありませんが、待っている間には、今の自分に出来ることをこなしていきましょう。
お金がなくても、時間がなくても、車がなくても、誰もいなくても、ケガをしていても、体調を崩しても、今の自分に出来る最善の行動はあります。
条件を待つのは、言い訳にしかなりません。
それでも、条件が揃うのを待ってしまい、行動できないでいるのなら、心身ともに疲れているのだから、休むことが最善の選択となります。
どのような状態にあっても、出来ることは必ず目の前にあり、いくらでも見つけることは可能なのです。
出来ること、やれることは沢山あるので、足元をよく見渡して、やれることをやっていきましょう。
小さな行動を重ねていく
どんな状況に置かれても、その中で出来ることを見出すことが出来、それを実行し続けることが出来るのなら、それが大きな力となります。
今の自分に出来ることを選択し、行動することが最善であって、そこから道が切り開かれていきます。
小さな行動を積み重ねていきましょう。
トイレ掃除、頼まれごとの処理、整理整頓、笑顔であいさつ、困っている人を助ける、ごみを捨てる。
いくらでも見つけることが可能です。
少し暇な状態、手が空いている状態から、新たな行動が次々と生み出されていきます。
それらを見つけ出した時に、すぐに実行することによって、自分の力となり、その小さな行動の積み重ねが、やがて大きな力となっていくのです。
バランスをとりながら進む
小さな行動を積み重ねていくことは大切ですが、だからといって頑張り過ぎはよくありません。
大切なことは、行動と休息のバランスです。
疲れた時にすぐに休むことも、最善の選択であり、素直な行動です。
しっかりと休んで心身ともに回復したら、再び躍動的に行動していけばいいのです。
動くべきタイミングと、休むべきタイミングをしっかりと見極めていき、波に乗るように、流れに従うように進んでみましょう。
日常の中で積み重ねている習慣が、とても大きな力を発揮していき、それが人生となっていきます。
出来ないことがあったとしても、それを気にする必要はありません。
誰かと比較したり、他人の意見などは気にしなくても大丈夫です。
今の自分に出来ることに全力を尽くし、最善の選択と行動を積み重ねていけば、やがてあなたの人生は輝き始めていくことでしょう。