嵐が過ぎ去るのを待つ

風が強い時もあれば、雨が降り続く時もある。

待っていれば、そのうち穏やかに晴れる日がやってくる。

私に出来ることは、暖かい春の情景を思い浮かべながら、嵐が過ぎ去るのを待つことだけ。

今の私に、何が出来るわけでもない。

鉢の場所を変えてみたり、まだ終わっていない片づけに取り掛かってみたり。

色々なことをやってみるけれど、それはさほど変わりのないことだったりする。

どうにかしようとしても、出来ることには限りがあるもの。

それでも、私の中には自由な世界はいつでも広がっている。

いつか必ずその日が来ると信じ、妄想にふけること。

その思いを胸に、ただ待ち続けるだけなのかもしれない。

2月の風

暖かくなったかと思う日が、週に一日あったとしても、すぐに次の日には冷たい風が吹く。

それが2月という季節なのでしょう。

春が遠くに感じてしまうのは、待ち焦がれる私の心がそう感じさせているだけ。

時の流れはいつも同じで、ただ、気候の変動とともに四季があるだけ。

それが、この豊かな日本という国。

風が冷たくなったわけでも、冬が長くなったわけでも、春が遠くなったわけでもない。

私が年老いたわけでも、地球の気候が乱れたわけでもない。

ただ、自然現象としてそれがあり、私が四季を感じているだけなのでしょう。

流れる季節

私がどうこうしなくても、春は勝手にやってくる。

太陽が照り始め、薄着でも快適に暮らせる日が増えていき、放っておけば芽を出して、我先にと日の射すほうへと伸びていく。

季節は流れるべくして流れていく。

土の中で眠っていた種は新芽を出し、枯れていたように見えた木は根を張っていく。

何度も季節を繰り返し、やがて大きな森が出来上がっていく。

それは誰が創り上げたものでもない。

それぞれが、互いに目指していった形が集まって出来たもの。

そこに、私が出来ることなど何もない。

嵐は過ぎ去っていく

今はまだ、雨風が厳しく冷たい。

それでも、嵐は必ず過ぎ去っていく。

自然とはそういうものであり、それが当たり前のこと。

私はただ、その時を待っているだけ。

静かに今を耐え忍び、暖かくなるのを待つだけ。

いつか大きな幹を天まで伸ばし、淡い色の花を咲かせ、甘い果実を実らせる。

私はただ、その時を待っているだけである。

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