「くまのプーさん 心にハチミツを」(講談社)を読んでみた感想

一時期本が大好きで、読み漁っている時期がありました。

子供の頃には、読書はもちろん、感想文なんてのも大嫌いだったのですが、いつのまにか読書好きな大人になっていました。

今回は、「くまのプーさん 心にハチミツを」を読んでみた感想です。

この本は、絵本形式になっていて、くまのプーさんのライフスタイルと、人生哲学でよく見かける「老子」「荘子」の言葉をリンクさせて進みます。

物語というわけではなく、プーさんの生活の中の場面ごとに照らし合わせて書き綴られています。

心に響く言葉が沢山詰められていて、生きるためのヒントを与えてくれます。

頑張りすぎる自分の心をゆるめていくのに、最適な言葉たちと、愛らしいプーさんが癒してくれます。

この本の中で、代表的なものをいくつか紹介していきます。

「しなやかでやわらかいものほど折れない強さがある」

柔は剛を制すという言葉があるように、硬いものよりもやわらかいもののほうが強いという教え。

知識ばかりを集めても、頭が固くなって柔軟に対応できなければ、衝突も生まれてしまいますよね。

固いものは、耐えることが出来なくなると壊れてしまいます。

やわらかく包み込み、しなやかなものほど、何にでも対応できたりするもの。

あらゆる場面で役立つ学びですね。

「求めない、必要なものは目の前にある」

ないものばかりを負いかけていても、終わりがありません。

求めてばかりだと、やがて自分が苦しむこととなります。

自分がないと思っているだけで、必要なものは既にあることに気づく瞬間がありますよね。

どこにあるのかと探すから見つからないもので、求めるから手に入らなくなるものです。

求めることをやめて、足元を見れば、今あなたに必要なものがあることに気づくかもしれませんよ。

「今ある幸せに気づく者は、心豊かに生きることができる」

幸せはいつも目の前にあります。

それに気づくか気づかないかで、人生の質は大きく変わっていきます。

いつもどこかに誰かに幸せを求めていくと、必ず寂しさや苦しさ、そして不安や恐怖がつきまといます。

心豊かに、幸せに生きる方法は、あるもののありがたみを感じて、大切にしていくことです。

「人のために尽くせば、自分がより幸せになる」

自分だけがいい思いをしようとすれば、やがて孤独になるでしょう。

誰かのために生きることは、無駄なことのように思えても、それが最終的には自分のためになります。

尽くしたことは、必ず自分へと返ってくるものです。

より幸せに生きてみたいのなら、まずは近くの誰かを幸せにすることから始めてみましょう。

「怨みに対しては、徳をもって報いる」

何かをされて、仕返しをしたい気持ちがあっても、そういった相手にこそ何かをしてあげてみましょう。

そのうち互いに怒りもおさまっていき、関係は良好になっていきます。

怨みを持ち続けて生きることほど不幸なことはありません。

一時的には苦しいかもしれませんが、出来ることをしてあげてみて下さい。

その行いは必ずあなたを幸せにしてくれます。

最後に

いかがだったでしょうか。

本の内容のほんの一部でしたが、心打たれるものがあったのではないでしょうか。

上手くいかない時、どのように人に接すればいいのかわからない時。

人を恨む気持ちを抱えてしまい、とても苦しい時。

辛い時や思い悩んだ時に、プーさんの言葉が助けてくれます。

私は、この本を読んでみて、たまに思い出せる言葉をしっかりと心に落とし込んで、人に接するように心がけているつもりです。

不思議なもので、自分の心がやわらかくなり、それと同時に周囲の人たちとの関係も徐々に良好になっていきました。

本は学びを与えてくれます。

何か感じるものがあれば、是非この一冊を手に取ってみて下さい。

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