
流れるように生きると楽。
全て流れに乗れば上手く行く。
そう言われても、なかなかその流れの意味がわからない、感じることが出来ないって人は、少し落ち着いて理解していこう。
人生は全てタイミングと流れによって決まっていくもの。
自分の力でどうにかしようとしたり、力で頑張っているうちは、苦しいだけでどこかで頭打ちになってしまいます。
大切なことは、流れに沿って軌道修正していくこと。
それでも、その流れの意味がわからずに、実際の行動として展開できなければ、この知識も活かすことが出来ません。
では、流れを理解するために、わかりやすいところから身につけていきましょう。
全体の流れを読もう
流れを読んで軌道修正するには、流れそのものを読むしかありません。
空気を読むということに似ていますが、絶えず変化し続けますので、常に意識する必要があります。
流れを読んでいない人にありがちなことは以下のようなことがあります。
・求められていないことを一方的に押し切る
・話題が変わっているのに特定の話題に戻す
・使ってもいないものを持ち続ける
・誰かが話しているのを遮ってまで話す
・呼び出されているのに行かない
・別件が入ったのに応じない
・雨が降っているのに無理に決行
・疲れているのに意地になって頑張る
単純に、流れが読めないというのは、方向性が変化することを受け入れなくて、自分が固まっている状態です。
流れが読めている時というのは、何も感じることはないので、逆の要素は学ぶ必要がありません。
小さな流れも逆らい続けると、どんどん苦しい方向へと追いやられます。
その時には、自分が流れを作って押し通すことで満足な気がしますが、気が付けば自分が一番狭い所に追いつめられてしまうのです。
その場その時の流れに沿って、変化に順応しながら動いていくことで、物事はスムーズにいくのですが、逆らうから徐々に上手くいかなくなっていくのです。
思い当たる節が少しでもあるのなら、明日から意識してみて下さい。
流れに逆らっている時のサイン
流れを読み取るのは、いつも冷静でいられないと難しかったりします。
ですが、流れに逆らっている時には、あらゆるところから小さなサインが発せられているので、それに気づくことができれば大丈夫です。
いくつかのわかりやすいサインがあるので、「あれ、もしかして」と思ったら、軌道修正、ヤメ時だということです。
そのサインを、少しだけ確認しておきましょう。
・邪魔が入る
場合によって、大小の差があるのですが、邪魔が入るようなことは、それはするなということです。
単純に「やめろ」と言われる場合もあれば、絶妙なタイミングで誰かに話しかけられたり、電話がなったり、来客があったり。
また、天候が荒れたり必要な機械が壊れたりもします。
そういった出来事も全て、意味があって、そっちではないということのサインです。
完全に行ってはいけない道、間違っている道は、全力で邪魔されてそちらへは行けなくなるので、受け入れましょう。
・心が乱れる
心が荒れ始めて、性格がきつくなったり、過剰に落ち込んだりすることがあります。
そういった時には、方向が間違っているので、それはやめなければいけません。
心が乱れると、生活態度や身の回りの状態にも全て現れてくるので、そういったサインを見逃さないことです。
身近にいる人の様子をみて、「おかしいな」と思ったら、休ませることです。
・体調が悪くなる
これは、自覚がない場合が多いのですが、体調の悪化は心が乱れ、ストレスを感じたことによるものがほとんどです。
サインはストレスとして現れることが多いのですが、無自覚に頑張ってやり続けてしまうことがあるので、注意が必要となります。
少しでも体に異変を感じたら、方向を変えなくてはいけません。
・時が止まる
少し読みにくいサインですが、ほんの一瞬だけ時が止まるようなことを感じたら、それ以上は行くなということです。
会話の途中で突然に会話が止まったら、話題を変えるべきタイミングです。
沈黙して下を向いて、何も言わずに動かなくなったら、そこで引き返しましょう。
そこが止まれの合図です。
流れは至るところに存在する
流れはいつでもどこにでも存在しています。
これを読まずに押し切ったり、ねじ伏せたりすると、最終的に自分は行き止まりへと向かいます。
とにかく、流れやすい所を進むこと。
詰まっているところに無理矢理割って入ろうとしないこと。
それを意識するだけで、ずいぶんと人生は変わっていきます。
わざわざ無駄なエネルギーは使わなくても、スイスイと進めるようになります。
自分が水になったような感覚でいれば、わかりやすいかもしれません。